コープくらしき診療所ニュース 2020年2月号
“正月太り”からの肥満を防ごう
年末年始は、忘年会や新年会など、外食の機会やお酒を飲む機会が増えて、いつの間にか太ってしまいやすい期間でもあります。年越しそば・お雑煮など糖質の多い食事を口にしやすく、甘い味付けをしたものやく、お酒の飲みすぎで糖質摂取量が増加します。今回は、正月太りを防ぐポイントについてご紹介します。
●メリハリのある生活を心がける
「今日くらいはいいかな」という行動が積み重なると、だらだら食べや寝正月につながります。時間が空いたときは、カラダを動かしてみましょう。忙しくて普段は運動できない人も、ストレッチやウォーキング、ラジオ体操などを実践するチャンスです。運動習慣がある人は、ランニングや筋トレなどにチャレンジしてみるのもおすすめです。また、食欲が増進してしまうのを避けるために、十分に睡眠をとることも大事です。ふかーく眠れるよう、寝具や寝室環境を整えてみましょう。
●糖質のとりすぎに注意する
主食と主食を組み合わせた力うどん(炭水化物×2)などは避けた方が無難です。お餅を食べるなら、野菜たっぷりのお雑煮にしたり、納豆や大根おろしなどと組み合わせてみましょう。お餅を間食にしたら、次の食事の主食はご飯・パン・麺類を減らすことも大切です。お酒は、日本酒やビールよりも糖質とカロリーの少ない焼酎やウイスキーを選ぶことがポイントで、水やお湯、お茶、炭酸水で割るのがおすすめです。
●たくさん噛んで食事をとる
早食いは食べすぎの原因になります。お正月のご馳走もよくかんで食べましょう。ひと口につき30回くらい噛み、箸を置きながら食べるのが早食いを防ぐコツです。また、野菜や汁物から先に食べるベジファーストを実践すると、食べ過ぎを防ぎ、血糖値の上昇を抑えられます。ちょっとした心がけで、生活リズムが崩れやすい年末年始からの肥満を防ぐことが出来ますよ。※引用:あすけん『ダイエットの知識』より