コープくらしき診療所ニュース 2018年12月号
シーズン間近…インフルエンザ対策を!
インフルエンザは38℃以上の高熱を発症するだけでなく、肺炎などの合併症を引き起こす危険があります。普通の風邪と同じくウイルス性の感染症ですが、例年11〜12月に流行が始まり、年末から春先にかけて毎年流行しますので、感染を防いだり重症化しないために普段からの対策が大切です。
≫岡山県のインフルエンザ週報●かからないようにするために…
インフルエンザワクチンの予防接種をすると、発症の危険性を50〜60%減少させることができ、発症しても重症化リスクを減少させるという報告もあります。また、流行期には飛沫感染を防ぐためにマスクを着用し、外出したら流水と石鹸を使った手洗いでウイルスを洗い流すことを習慣にしてください。日頃から、バランスの良い食事と十分な睡眠をとり、腸内環境を整えて免疫力を高めておくことも効果的です。
●うつさないようにするために…
インフルエンザの典型的な症状は、38℃以上の急な発熱、関節痛や筋肉痛、全身倦怠感、のどの痛みなど。安静にして休養をとり、高熱による脱水がおこらないよう水分補給をすることが基本です。適度な換気で空気を入れ替える、湿度を40%以上に保つなどの配慮が必要です。感染力は風邪と比べても強力ですので、他の人に感染を広げないためにも人混みをできるだけ避け、『咳エチケット』を守りましょう。
●「かかったかな?」と思ったら…
高齢者の場合ウイルスに感染しても体温が上がらない方も多く、増殖のスピートが早いため治療が遅れて重症化しやすいので、できるだけ早めに近くにある医療機関を受診してください。治療はタミフル内服やリレンザ吸入による治療が主体で、発症から二日以内の使用が効果的とされています。熱が下がってもウイルスは体内に残るので最低2日間(幼児は3日間)、発症してから5日間は自宅で療養しましょう。
年末年始休診(内科・小児科)のお知らせ
年末年始の診療体制は、下記の通りとなります。よろしくお願いします。
午前 9:00〜12:00 |
午後 14:00〜17:00 |
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12月 | 28日 | 金 | ○ | ─ |
29日 | 土 | 休診 | ||
30日 | 日 | 休診 | ||
31日 | 月 | 休診 | ||
1月 | 1日 | 火 | 休診 | |
2日 | 水 | 休診 | ||
3日 | 木 | 休診 | ||
4日 | 金 | ○ | ─ |
急患の方は水島協同病院 TEL 086-444-3211へご連絡ください。