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コープくらしき診療所ニュース 2018年7月号

知っておきたい「感染症」の話し。

今春、麻しん(はしか)が沖縄県で流行し、各地で流行することが心配されました。麻しんウイルスは感染力が非常に強く、空気感染で人から人に感染します。
 ヒトに病気を引き起こすウイルス・細菌・カビは、あなたの周りに潜んでいます。さらに蚊・マダニ動物由来の感染症も増える時期なので注意して下さい。

●抗生物質・抗菌薬の適正使用について

『”かぜ”には抗生物質が効く』と思っていませんか?”かぜ”の原因の多くはウイルスであり、抗生物質・抗菌薬は効きません。また、嘔吐下痢症状に対しては、十分な水分補給と休養をしっかりとり自然治癒能力を高めるとともに、感染拡大防止のために手洗いを行いましょう。

●食中毒の主な原因は「細菌」と「ウイルス」

梅雨時期から夏にかけて細菌性の食中毒が発生する件数が増加し、サルモネラ菌は鶏卵や殻に付着している場合があり、注意しましょう。カンピロバクター菌はニワトリ・ブタ肉などに付着してるため十分に加熱し、まな板など調理器具の消毒を徹底しましょう。カレーなど煮込みの調理後にウェルシュ菌が増殖するため、保管する場合は小分けにして冷蔵庫に入れて、なるべく早く冷ましてください。冬場のノロウイルスなどは感染力が強いため、きちんと感染予防することが大切です。

●ワクチンで防げる病気を知って、子どもを守ろう

はしかおたふく風邪を乳幼児のころ感染したら、体内に抗体ができるため二度と発症することはありませんが、命を落としたり、重い後遺症を残すおそれも…。ワクチンが必要なのは子どもだけでなく、成人が罹ると重症化する危険性が高くなり、風しんは胎児にまで影響するため、必要な予防接種をきちんとしているか確認しておきましょう。

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