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コープくらしき診療所ニュース 2021年7月号

”こむら返り”の原因と対策法について

気持ちよく眠っていたのに、急にふくらはぎの筋肉(=こむら)がつって、目が覚めたことはありませんか?健康な人でも激しい運動のあとや、高齢者では夜間に生じやすく、睡眠中にこむら返りを起こすと目覚めたり、睡眠の質が悪くなります。今回こむら返りの原因、予防法、効果的な治し方について紹介します。

●原因は様々

長時間の歩行、運動・水泳などで脚の筋肉を使いすぎると、眠っている間にこむら返りを起こすことがあります。電解質異常、脱水によるものが比較的多いですが、利尿剤などの薬の副作用や神経や筋肉を痛めやすい病気(糖尿病・肝硬変・甲状腺機能低下症など)にかかると、起こりやすくなります。また、重い掛け布団で仰向けで寝ると、足首が伸びてふくらはぎの筋肉が緩み、こむら返りが起きやすくなりので注意を。

●予防法と対策について

予防の基本は、硬くなった筋肉を、ゆっくり伸ばすことです。寝る前に十分、アキレス腱やふくらはぎのストレッチをしておきましょう。睡眠中はたくさんの汗をかくので、利尿作用のあるアルコールは控えて、脱水予防のために適切な水分ミネラルの補給を行いましょう。マグネシウムや亜鉛、ビタミンEが効くこともあります。漢方薬の芍薬甘草湯も効果があり、慢性的に起こるようになったら医師に相談しましょう。

●ミネラル不足を防ぐ

こむら返りを予防するには、十分なミネラルの摂取が欠かせません。マグネシウムは、ワカメやヒジキなどの海草類のほか、ナッツ類に含まれています。また、カルシウムは牛乳やチーズなどの乳製品、豆腐などの大豆製品、ししゃもやしらすなどの小魚に多く含まれます。カリウムは、長芋やサツマイモなどのイモ類、バナナやキウイなどの果物に豊富です。ただし、腎機能が低下している人は、摂取量を制限しましょう。

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