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コープくらしき診療所ニュース 2020年6月号

その便秘、続くと危険、要精査。

食習慣の変化やストレスにより、日本人の腸内環境も悪化し、子どもから高齢者まで慢性的な便秘に悩む方が増えています。便秘は腸の働きが低下していること、腸内環境がよくないことの証です。放っておくといろいろな病気や症状、免疫力の低下につながるので、食事・排便習慣・運動によって予防しましょう。

●食習慣、腸を自力で、強くする。

朝起きて、腸を動かす水1杯。排便を促し、便秘を防ぐ意味で、とても有効です。就寝中に失われた水分を補給する意味でも、ぜひ毎朝の習慣に取り入れていきましょう。腸の動きを活発にさせる食材として、オリーブオイルに含まれるオレイン酸や、水溶性食物繊維を多く含む海藻類、きのこ、キウイを意識して食べることが効果的です。大腸内で善玉菌を増やす発酵食品として、味噌は植物性乳酸菌が豊富で、大豆が持つさまざまな健康作用も期待できるため、みそ汁を1日1杯飲みましょう。

●お通じを、促し腸は、強くなる。

姿勢よく30分間歩きましょう。猫背、足組み、長時間の座りっぱなしなど、悪い姿勢と運動不足は腸の敵です。背筋を伸ばした良い姿勢を心がけ、腸の働きを妨げないようにしていきましょう。また、寝る前に深呼吸や腹式呼吸で息を大きく吸ったり吐いたりすると、腹圧で内臓をマッサージし、自律神経のバランスも整え、腸もストレス解放。腸をほぐし、リラックスして眠りにつけば、朝の排便がスムーズになります。

●人間の、寿命は腸の、調子しだい。

忘れずに毎年受けて、がん検診。日本人の2人に1人は生涯で一度はガンになり、3人に1人はガンで命を落としています。なかでも大腸がんは働き盛りの40歳くらいからかかる人が増えています。がんの部位別死亡者数では男性が3位、女性は1位となっており、女性は最も注意が必要です。大腸がんは早期のうちに見つけてすぐに治療すれば治りやすい病気です。がん検診で1年に1回の便潜血検査を受けましょう。

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