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コープくらしき診療所ニュース 2020年3月号

“チョコレート”の賢い食べ方

チョコやココアは、甘いお菓子というイメージが強いですが、最近では高カカオチョコレートが健康食品としても注目が集まっています。カカオ豆を発酵させて作る発酵食品で、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、鉄といったミネラルを豊富に含み、私たちの体にとって良い効果が期待できるので、ご紹介します。

●ポリフェノールの抗酸化作用

私たちのからだは、年を重ねるとどんどん酸化…わかりやすく言うと「錆びて」しまいます。この「錆び」を食い止めてくれるのがポリフェノール。赤ワインに含まれることが有名ですが、86%の高カカオチョコレートには赤ワインの約16倍のポリフェノールが含まれており、がんの発症や認知症の予防も期待されています。また、カカオにはコレステロールのバランスを整える効果があり、血液の流れをスムーズにしてくれて、ココアを飲む習慣がある人は血圧改善効果の報告もあります。

●腸内環境の改善と美容効果

チョコレートの主成分は、カカオ豆をすりつぶした「カカオマス」ですが、ゴボウの約3倍量にあたる食物繊維を含んでいます。カカオに含まれるタンパク質は消化されにくいため、大腸まで届いて善玉菌のえさとなって腸内の環境を整えてくれます。また、細胞の老化を防いでくれるビタミンEオレイン酸を豊富に含んでいるので、美容のためにもアーモンドと一緒に食べるのが、とても効果的な食べ方といえます。

●「脳にも効く」幸せパワー

チョコレートはひとときの幸せをもたらす―。脳に喜びを与える物質の一つにセロトニンがありますが、マグネシウムはその合成を助けるものです。また、マグネシウムはストレスに対抗する働きもあります。カカオには心をリラックスさせる成分もあり、ストレスを抑制させるため過食防止への効果が期待できます。ただし、カカオ成分が70%を超えるチョコレートを選び、食べ過ぎには注意しないといけないですね。

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