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コープくらしき診療所ニュース 2019年7月号

梅雨シーズンから”熱中症”に注意して。

毎年、夏になると熱中症で病院に運ばれる人が増加します。熱中症の約7割は屋内で発生しており、特に高齢者・乳幼児は「体温調整の低下」「暑さやのどの渇きを感じにくい」など脱水症を起こしやすく、気づかないうちに重症化するケースが多いのです。予防のためにも水分補給と暑さを避けることが大切です。

●こまめに水分摂取と、適度に塩分補給

高温多湿の日本では、夜間寝ているときに「かくれ脱水」が起こります。高齢者はのどが渇きを感じにくくなるので、こまめな水分補給を心がけ、寝る前と朝起きた時にコップ1杯の水を飲むようにしましょう。大量の汗をかいた場合は、塩分を摂る必要があります。塩飴やスポーツ飲料を利用しても良いでしょう。また、経口補水液※を家庭でも作ることは出来ますが、衛生面の心配もあるのでその日に飲みきって下さい。
※作り方【水500ml+塩小さじ1/4+砂糖大さじ2+(レモン1/4個)】

●水分補給で注意したいこと。

夏場にとくに注意したいのが、アルコールの利尿作用による脱水症状です。ビールの美味しい季節ですが、痛風が気になるかたは尿酸の濃度が高くなりやすいので、ビールの倍量に相当するぐらいの水分を補給する必要があります。また、ジュースや清涼飲料は糖分が多いので避けましょう。緑茶にも利尿作用がありますが、水出しするとカフェインが減少し、ビタミンCカテキンが含まれるため免疫力がアップします。

●暑さに強い体を作るには「運動」と「牛乳」

暑さになれるために、日頃から適度に体を動かし、汗をかくことが大切です。汗が蒸発し、熱をうまく逃せるようになり体温調節能力が上がります。おすすめはウォーキングで、1日平均5,000〜6,000歩を目指し、暑い時間帯は避けて行い、運動後は30分以内にタンパク質を含む牛乳を飲むと、血液量が増えて代謝が良くなり、体温調整がしやすくなります。また、バランスの良い食事と十分な睡眠で体力を養いましょう。

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