医療生協 コープくらしき診療所 ホームページ

医療生協 コープくらしき診療所 ホームページ

コープくらしき診療所ニュース 2019年6月号

いますぐ禁煙、WHO5.31世界禁煙デー

タバコがもたらす病気の代表は肺がんですが、食道、膀胱、白血病などほぼ全身のがんの危険因子です。喫煙は「循環器疾患」「糖尿病」「歯周病」など、多くの病気の原因であることが確かめられ、受動喫煙により、いつもそばにいる人にも、健康被害を与えます。令和元年、禁煙に取り組みましょう。

★息切れはCOPDという病気のサイン

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、長い喫煙習慣によって発症し、肺の炎症による病気で、長引く咳や痰、労作時の息切れなどが慢性的に進行して、日常生活にも支障をきたします。現在、日本国内でこの病気の患者は約530万人といわれますが、受診していない人も多く、COPDによる死亡者数は年々増加しています。また、喫煙者の肺ガン患者は手術は困難で予後もよくありません。治療の選択肢も限られ、話題の特効薬が使えない場合もあるので、早期発見が重要となります。

★「加熱式タバコは安全」とは言えない

最近、よく見かけるようになった加熱式タバコ。水蒸気だから大丈夫と思っていませんか。メーカーは「タールや煙などの有害成分が少なく、周囲に迷惑になりにくい」といいますが、医学的に証明されているわけではありません。ニコチンや有毒性物質・刺激性物質もほぼ同様で含まれており、とくにニコチン一酸化炭素は血管に対するダメージがひどく、心筋梗塞や大動脈解離など突然死の原因になります。

★今さら、タバコをやめても遅い?

タバコを吸わなくなると、全身の血行が改善、呼吸が楽になる、安眠できるようになる、痰や咳が治る、肺ガンのリスクが減少するなど健康面のほかにも、嫌な臭いがなくなるお金が節約できる若返る食事がおいしくなるなど禁煙があなたの人生にプラスになることはたくさんあります。ニコチン依存症を健康保険で治療し、禁煙をサポートする『禁煙外来』もありますので、かかりつけの医師にご相談ください。

© COOP Kurashiki Clinic 2009- 当ホームページ掲載の記事、画像、イラスト等の無断転載を禁止します。